飯田橋・パーキンソン病

「パーキンソン病に整体は有効です」

こんにちはOTA整体院の太田です。

今回は難病指定にもなっている「パーキンソン病」について書いていきます。

まず「パーキンソン病」って何?と思う方も多いと思います。私もこの病気を知ったのは約2年ほど前の事でした。当時は、ここではなく前の院で働いていた時に私が担当していた方がパーキンソン病でした。そこからこの方を「整体」なんとかして良くいてあげたいと思い、この病気について学びました。

まずはパーキンソン病とは

脳が出す運動のがうまく体に伝わらず、きちんと動けなくなる病気です。パーキンソン病という名前の由来は1817年にジェームズ・パーキンソンという医師が世界で初めて報告したため、その医師の名前パーキンソンから由来しています。 パーキンソン病は50~60歳代で発症することが多く日本人の約1000人に一人がこの病気にかかると報告されています。高齢者に発症が多い病気ですが、近年では若い方にも発症が報告されています。

原因

・脳内にある中脳というの黒質という部分の神経細胞が減ってしまう事が原因。ここの神経細胞はドパミンという神経伝達物質を作ります。このドパミンは細胞が伸ばした線条体という場所に運ばれ脳内に蓄えられて必要に応じて使われます。ですのでパーキンソン病は線条体のドパミンをが減少してしまう。この現象がなぜ起こるのかがわからないため難病指定になっている。

 症状

                              

上記の写真でも分かるように四大症状となっています。

1、安静時の振戦→安静にしていても震えてしまう。

2、筋強剛(筋固縮)→筋肉がこわばり硬くなってしまう。

3、動作緩慢→動きが遅くなる。

4、姿勢反射障害→姿勢が保てなくなる。

これとは別に

・同時に二つの動作をする事ができづらくなる ・自由にスピードのリズムが作れない

治療法

パーキンソン病の治療法には、L-ドパによるドパミン補充療法を中心とした薬物療法、刺激発生装置や持続注入ポンプなどの機器(デバイス)を用いるデバイス補助療法などがあります。そして、これらの治療法と同じくらい重要な役割を果たすのが、患者さん自身が楽しみながら継続して行うリハビリテーションです。

この上記の治療法の事から整体と薬物療法の混合で効果は上がるという事が期待できます。実際わたしが担当していた方(今の院でも担当しています)わたしが担当してからこの二つの治療を実践して見事に今でも元気に生活しています。パーキンソン病になって11年目だそうです。仕事もしっかりやって休みの日はヨガや犬の散歩など運動もでき何も知らない人はまさかこんな重い「パーキンソン病」だとはわからないと思います。施術は固まってしまった筋肉をしっかりほぐして関節を動きやすく調整。力加減が一番重要となってきます。

予防法

1、運動をする

運動が有効だが軽い運動ではなくしっかりと動く事が重要!ウォーキングではなく水泳やヨガなど身体に多少の負荷がかかる物のほうが良いとされています。

2、ドパミンが増えるような事をする

ドパミンは快楽性物質なので楽しい事や嬉しい事ワクワクするような事をして脳のなかにドパミンをたくさん出すようにする。これが一番の予防策ともいえます。

ですので私はその方に手技以外でも、過去の楽しかったお話をきいたりワクワクするような事を一緒に考えたりしています。心と身体この両方をメンテナンスすることが最高の施術となりますね。これがパーキンソン病の合併症になりやすい、うつ病や自律神経失調症の予防にも繋がります。

最後に

私の過去の経験で老人ホームでの施術経験や大学病院での施術経験があり高齢者への施術が慣れているという事からできたことなのかもしれません。ですのでまだ経験の浅い方は施術の際はおきおつけください。

この姿勢改善専門OTA整体院近くには有名な大学病院がありますのでもしパーキンソン病の方は当院と病院との併用をおすすめ致します。

TEL 070-1570-6329まで