飯田橋・姿勢を保持するためのトレーニング
こんにちは。
「平成」がおわり「令和」という新しい年号になりましたね。みなさんは「令和」にどのような思いがありますか?私はただ平和な日本になるのを願っております。
そしてこの日本から一人でも猫背をなくすために日々「姿勢改善」に取り組んでいこうと思います。
さあ本日は、よくお客さんから聞かれること「施術後のいい姿勢を保つためにはどのような運動をしたらいいのですか?」と聞かれるのでそれについて書きたいと思います。
私の思う肩こりや腰痛、ひざ痛などの身体の不調に関して一番いいスポーツというのは「水泳」です。
まず肩こりや首こりなど主に上半身のこりをよくするには「適度に動かす事」につきます。
例えば下の写真のように水泳をしていると腕や肩をよくまわしますね。
肩や腕をしっかり回す事で肩回りの筋肉、主に肩こり筋と呼ばれる「僧帽筋・肩甲挙筋」などがしっかりとつかわれ血流がよくなります。この肩甲挙筋とういうのがとてもコリをよく作ってしまう筋肉でありしっかりメンテナンスしてあげなければいけません。
寒さで肩を丸めあげてしまう時やパソコンをするときに肩を丸めて内に入る時、何か重いものを肩に担ぐ時など「肩甲骨が上に上がる動きをするときに使う筋肉」です。僕らの用語で「肩甲骨の挙上」といいます。
そして肩甲骨を動かすときは4つの筋肉が起動します。「棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋」という筋肉です。
この4つ筋肉が一つでもコリ固まってしまうと肩甲骨の動きが悪くなります。
よくパソコン肩、内肩などと呼ばれるのが、まさにいい例ですね。肩甲骨の事は今度詳しく書きます
では「姿勢」と「肩甲骨」の関係って何?って思われますよね。それはまさに「位置」です。
いい姿勢というのは立位で真っ直ぐ立っているときに肩甲骨と背骨の幅が男性で指3本分、女性で指2.5本分とされています。それが肩をデスクワークなどでずっと肩を前に出し続けていることで肩甲骨が外側にたれてしまい、その本来あるべき場所になくなり肩甲骨が背骨から離れた場所にいってしまいます。そこで固まってしまい首から肩甲骨に繋がっている「肩甲挙筋」を引っ張り続けてコリになります。ですので肩甲骨を元の位置にもどすことが重要!
そのために水泳の肩を回す動きが必要となってきます。
そして次は背中を真っ直ぐにするための筋肉「脊柱起立筋」です。腰痛起こるのは、ほぼこの筋肉です。この筋肉は名前通り姿勢を起立させるための筋肉です。
背骨のすぐ際にあるものです。
これです。
この筋肉は姿勢正しているとき「背筋を伸ばして」いるときに常に使われている筋肉です。僕らの用語で「等尺性収縮」といいます。Cの字のように曲がってしまっている方っていますよね?その方々の一番の理由がまさにこの筋肉の筋力低下となっています。この筋肉を鍛えるためにも水泳のこの動き
このように反る動きが必要になります。Cの字に曲がってしまったものを逆Cの字にトレーニングするだけなので簡単ですね^^
そう!!体のバランス整える=姿勢をよくするというセルフメンテナンスってやり方さえ分かっていればそう難しいものでもないんです。
おさらいすると体のバランスを整える2つトレーニング
・肩甲骨の位置をもとある場所にもどすために肩を大きく回して動きをよくする。
・背筋を伸ばしやすくするために脊柱起立筋をきたえる。
これらをすることが姿勢を崩れなくするために予防法です。
それらをすべてバランスよくやってくれるのが「水泳」です。
身体全身を使いダイエット効果もあるので姿勢だけではなく健康のためにもいいのではないでしょうか。
ケガをされたアスリートもリハビリはよく「水泳」をされるのだそうです。ただ運動は何でもそうですがやり過ぎにはきおつけてくださいね^^